自分の考えを言おう
- 2014年10月03日
本会議が終了しました。
代表質問4会派、一般質問24人が登壇しましたが、この本会議も知事からの発信は無く、具体的な道政の動きも期待できないのかと思うのは私一人では無いと思います。
今回の本会議は、広島市や礼文町などで起きた土砂災害で表面化した道内の「土砂災害警戒区域」の指定に関わる基礎調査が対象地域約12,000カ所に対し、この間、調査が行われたのは約2,000カ所であり、1カ所の調査に100~200万円の予算がかかり、これに関わる道予算が1年間約4億円、これでは1カ所200万円としても年間200カ所、残り1万カ所とすれば、全ての調査が終わるのに50年間かかるということで、開いた口が塞がりません。
少しでも早く基礎調査を終えなければその対策を打つことも出来ません。
IR構想に至っては、道内で手を挙げている3市の調整を取ろうともせず、ギャンブル依存症、反社会的組織の横行、多重債務、青少年への影響などについても道内各地域でシンポジュームを行うようですが、道が主体的に行うのはこの程度でしかないようです。
更にアベノミクスのトリクルダウンへの認識も何を言っているのか判らない知事、町村会、町村議町会も反対している道州制にも前のめりな知事、川内原発の再稼働手続きが泊原発与える影響も答えず、あなたは何を考えているのかさっぱり判りません。
普通の知事のようにとは望みませんが、せめて聞かれたことに対し、自分の考えを言えるようにして欲しいと思います。