自己都合の維新（ブログ３５７９）
- 2024年05月20日
やっぱり良く分からない政党です。
政治資金規正法の改革を掲げ、企業・団体からの献金を完全廃止すると訴えている「日本維新の会」に所属する石井章参議院議員が、地元の茨城県つくば市内のホテルで政治資金パーティーを開催しました。
しんぶん赤旗は、＜実行委員会方式で、案内状の発起人は、これまでも日本維新の会との繋がりが深い「全国オートバイ協同組合連合会」の会長や企業・業界団体の幹部の名前が連なり、会費は２万円、これに馬場代表も発起人として出席していました。
維新は、「政治改革大綱」で、政治資金パーティーが「企業・団体献金の代替えとして利用されている」と問題視し、「現行の仕組みは抜本的な見直しが必要」と主張しています。このパーティーでは馬場代表の特別講演が行われましたが、政治資金パーｰティーのあり方や政治改革大綱については語りませんでした。本紙（新聞赤旗）の取材に対して馬場代表の事務所は、」６月まで予定されている政治資金パーティーは問題が無く不適切ではない。」と述べています。＞ と報道しています。
自らの党がまとめた「政治改革大綱」では、企業・団体がパーティー券を購入することは禁止し、個人の購入にすべきと明記していますが、国会でこの事が決まるまではやっても良いというのいでは、実に自己都合を大事にする党だということです。
早い話が、言っていることとやっている事が全く違うということ。維新が政治改革大綱をまとめたというのは、党としての姿勢を明らかにした事になりますが、皆んなが決めるまでは守らなくても良い、問題があるパーティ－券の企業・団体購入も今のうちにやってしまえという、小学生でもやらない幼稚な思考ではないでしょうか。
この党が、自民党と並ぶ保守政党となり、政権を奪取すると意気込んでいます。
そうなれば、今の自民党より好き勝手なことをやる危ない党になると思いますが、皆さんはどのように評価するでしょうか。
