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自民党公認の杉田水脈氏(ブログ3871)

  • 2025年03月22日

 懲りない人は何があっても懲りない。

 自分の発言やSNSで人権侵害をしても、それは人権侵害では無いと言い張り、司法が人権侵犯の認定をしても、認定されていない。と開き直っています。

 そうです。自民党前衆議院議員「杉田水脈氏」です。

 「LGBTQは子どもを作らないから生産性が無い」と多様性を否定、伊藤詩織氏が強姦された事件では「女はいくらでも(被害を受けたと)嘘をつけますから」と被害者を貶め、国連の女性差別撤廃委員会に参加した際には、「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおがさんまで登場、完全に品格に問題があります」と民族差別をブログに掲載。 22年には岸田政権下で総務政務官になりましたが、国会でブログの記載が問題視され、表現の一部について謝罪し撤回しました。

 杉田氏は、これまで、安倍氏の肝いりで自民党衆議院中国ブロック単独比例でバッジを付けてきましたが、総務政務官に就任後、国会において過去の発言が問題視されたことから、当時の松本剛明総務相の指示により発言の一部を謝罪・撤回しましたが、非難は収まらず、その後、松本総務相に辞表を提出し受理されました。

 さらに。24年には政治資金パーティーの裏金問題で参考人招致にも出席せず、自民党での役職停止処分を受け、10月に行われた衆議院選挙では、役職停止と過去の発言が問題視され、公認されずに国会議員の立場を失いました。それが、今年3月9日の自民党大会で参議院選挙における公認を受けることになったことから、大会後の記者会見で参議院選挙への影響を避けるべく、自分に貼られたレッテルを剥がしたい一心からか、人権侵犯は認定されていないと主張し、これらの問題について自己保身の発言をしました。

 いわく「(法務局からの)人権侵犯の認定は受けておりません。啓発を行って執行を猶予すると書かれた文書をいただいているので、人権侵犯が認定されたというのと違うということです。法務省の方から確認しています。報道各社の方々が人権侵犯の認定を受けたとおっしゃるのは誤りであるということを、ここで改めて申し上げたいと思います。」と発言、嘘に嘘を重ねるのは師匠の安倍氏と同じか。

 しかし、その杉田氏を、今夏の参議院選挙に公認した石破氏は、「公認の評価は選挙で有権者が判断いただくべきこと」と話しています。過去には、杉田氏の発言に対し「全く正しい事だとは思わない。どれほど傷ついた人がいるだろうか。そんな心ないことを自民党が許してはならない。」と話していたのに・・・。

 つまり、私たちが選挙で彼女を思い知らせなければ、自民党は差別議員を認めてしまうと言うことなのです。自浄能力が無いのです。


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