自爆テロの可能性
- 2016年03月24日
ベルギーのブリュッセルで同時多発テロが起き、多くの方々が被害に遭いました。
このとき、フランスの電気・ガス、エレルギー大手であり世界第2位の売り上げを誇り、原発も手がけている「エンジー社」が、ベルギー政府の要請を受けて、同社が運営するベルギー南部にある「ティアンジュ原発」の大半の作業員を避難させていたことが判ったと、日刊ゲンダイに掲載されていました。
同社の広報担当者によると原発は稼働中ですが、必要最小限の運転員を残して操業しているとのこと。
絶対に必要な作業員以外を帰宅させた理由は、当然、原発がテロの標的になっていれば犠牲者を最小限にしたいという思いと、もう一つは作業員の中にテロリストがいる可能性も考慮したというもの。
これが作業員を帰宅させた大きな理由だったのだろうと思います。
「作業員は1000人ほどいて、全員の経歴や背景をチェック済みだが、年には念を入れた」とのことです。
顧みて日本は、テロへの認識が希薄で、その対応策も国民の私達には見えません。
外国人観光客の増加に手放しで喜んでいますが、日本人が「IS」に加入したいという理由で国外に出発するという現実を受け止めるならば、外国人だけでは無く、日本人もテロリストになる可能性を秘めています。
北海道も、外国人観光客が来道するインフラも完備しつつあり、国際的なイベントも計画されています。
歓迎したくないことですが、気を抜くこと無く、テロに備える体制を作り上げていくも検討する時期に来ているのかも知れません。