自転車に青切符(ブログ3504)
- 2024年03月06日
一部の自転車利用者が公道をルール無視で傍若無人に走っているところをしばしば目にします。
そして、自転車が関係する死亡・重傷事故は昨年7,107件あり、そのうち自転車側に交通違反があったのが73.2%もありました。
自転車なのに歩道をスピードを出して走り抜けたり、スマホを見ながら運転したり、信号を無視したりと目に余る違反です。若い方だけでは無く、中高年の方々も何食わぬ顔で違反を繰り返していますし、一方通行の逆走などは日常の風景です。
さて、以前から検討していた警察庁が、自転車の違反行為に対し、「青切符」を導入することを決定し、閣議でも承認されました。
取り締まりの対象者は、道路交通法を理解出来る16歳以上で、およそ115の違反が対象となるようです。
反則金は5,000円から12,000円程度が検討されており、具体的には、・信号無視・一時不停止・通行区分違反・自転車の通行禁止区域への乗り入れ・携帯電話をいじりながらの運転などなどで、取り締まり重点区域は通学の時間帯や事故が増える薄暮時間帯の自転車が増える駅周辺や過去に自転車事故が発生した場所などになります。
自転車は、子どもが初めて運転することを覚える乗り物で、身近な交通手段です。しかし、子育て中は2人乗りや3人乗り、高齢になると買い物や通院などで頼りない運転も見受けます。
身近な乗り物ですから逆に安全に運転して欲しいですし、歩行者と共存できるものであって欲しいと思います。反則金が目的では無く、先ずは交通安全講習などに力を入れ多くの国民がルールを守った運転となることを願います。