航空ページェント
- 2014年07月18日
オスプレイの札幌飛行場(丘珠)への飛行情報のファックスが総務部危機対策局から届きましたので、その内容をお知らせします。
○情報提供内容
【往路】
・7月18日(金)、MV-22オスプレイ2機が、普天間飛行場を離陸し、同日、午後 に岩国飛行場に着陸する可能性がある。
性がある。
・7月19日(土)午前に、岩国飛行場を離陸、横田飛行場へ着陸し、同日、午後に横田 飛行場を離陸、札幌飛行場に着陸する可能性がある。
【復路】
・7月21日(月)午前に、札幌飛行場を離陸し、同日、午後に横田飛行場及び岩国飛行 場経由、普天間飛行場に着陸する可能性がある。
○ なお、北海道防衛局からは、この情報は本省を通じ、米側からの情報があったものであり、当日の天候等により変更があり得るので、あらかじめ承知願いたいとの説明が有りました。
というもので、決定ではなく、「可能性がある」という表現を使うことで、軍事情報の扱いとなっていることが判ります。
特定秘密保護法の運用素案が政府から出されましたが、この法律の施行後は、これらの情報も明らかにならないものと思います。しかし、この「札幌飛行ページェント」を主催する実行委員会が発した、「オスプレイを特別な航空機とは思っていない」「政府も導入を決めた機種なので、危険性は何もないと考えている」市民への説明も「特別な説明をする予定はない」というコメントには呆れてしまいます。
民間の航空イベントに、なぜ米軍機まで展示・デモンストレーション飛行するのか疑問を持つ道民も多いことと思います。
この実行委員会を組織している母体は、「北海道航空協会」で、ホームページによると、その会員には、航空各社、道内在局テレビ局、新聞社等報道機関、当協会の目的に賛同いただいた企業など、計65社(平成18年10月現在)と記載されておりますが、どこの企業か詳細は分かりませんでしたが、この実行委員会も、丁寧な説明を避け、高飛車な態度を取るアベシンと同様の体質を持っている事が分かりました。