芳野氏は小池氏とも(ブログ3593)
- 2024年06月03日
東京都知事選挙に、共産党も含めた「市民グループ」の要請もあって、蓮舫氏が「無所属」で立候補する意向を示しましたが、この事についてた連合の芳野会長が、「連合は共産党と考え方がまったく違うので、その考え方を再度、立憲民主党に申し上げることになる。」と話しました。
その上で、都知事選の対応については「連合東京の判断になる。連合東京の判断を尊重したい。本部の方から連合東京に何か申し上げるとか、何か行動を起こすことはない」とも述べた後に、「小池知事については、全体的に連合東京の政策に理解をいただき、評価できる。関係性も良いのではないか。」とも発言しました。
やはり、この方にリベラルを求める事は出来ないのでしょう。
なぜ、芳野氏が連合の会長をされているのか今もまったく分かりません。
「労働者のためには、雇用と賃上げを守る事」、この事が労働組合の根幹であることは論を待ちませんが、それだけでは無く、組織されている労働者として、国民のための政治を求めて行くことも大きな使命です。
しかし、芳野氏は、企業にべったりすぎます。この体質こそ自民党そのものであり、岸田氏や麻生氏と食事を共にしたり、自民党の学習会に講師として招かれる事に愉悦を感じていることが手に取るように伝わってきます。つまり、同じ匂いを感じているのでしょう。
今の腐敗しきった自民党としっかり手を握る「小池氏」を、知事の椅子から降りていただき、自らが最初の「女性首相」という野望を諦めて貰うことが喫緊の課題です。
学歴を詐称してまで自分を飾り付け、公約は言葉ばかりで実行も無いままにその威光にも陰りの出てきた方を、「良い関係」だと思うのは、連合という労組の統合組織の評価では無く、限りなく芳野個人との関係のことだと思います。
この方に、700万人の大組織を預けることが、労働界の為になるのか?私は懐疑的です。