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萩生田氏と生稲氏

  • 2022年08月18日

 萩生田氏が生稲晃子候補(当時)を旧統一教会の関連施設に引き連れていた事が明らかになりました。

 萩生田氏は、岸田改造内閣から外された事を「自分は骨格では無いのか。」と岸田氏を批判、自民党の政調会長の任を甘んじて受けましたが、このことに対し、いくつかのメディアは「萩生田氏と旧統一教会との関係が明らかになれば、岸田氏にとってもマイナスとなる事から岸田氏は閣内では無く党の要職に就けた。そうすれば国会で答弁に立つことも無く、岸田内閣にも影響は及ばない。」と報じていましたが、このことが本当に岸田氏の本意であれば読みが当たったことになります。

 安倍氏の最側近を自認する萩生田氏は、当然のことながら師匠と旧統一教会の関係を知っており、師匠と供に自身も利用してきたのでしょう。

 6名当選の参院選都選挙区に自民党は2名を擁立、もう一人は朝日健太郎氏(元バレーボール日本代表・現職)で、公示前から当選確実とされていましたから、都連会長としては生稲氏も当選圏内に押し込まなければ、批判を受けることになる事からかなり力を入れていたようで、タレント候補の生稲氏を当選させるため当然のように旧統一教会を紹介したのでしょう。

 その事が功を奏したのか、生稲氏は5位で当選しました。

 生稲氏はご存じの通り、選挙に関わるNHK等報道関係のアンケートには、ほぼ無回答、投・開票日はすべての選挙特番への出演を拒否し、とりわけ池上彰氏の特番での出演要請を拒否した際に、番組内で池上氏と解説者とやり取りが有り、「陣営の関係者に聞いたところ、匿名で『国会議員としての資質・勉強が圧倒的に足りないから』と話していた。」と暴露したことが有名になっています。

 選挙では、自らが乳がんを経験したことから「ガンから国民を守る」と言って「たばこ販売議員連盟推薦議員」となっていますし、「自分らしく生きる社会」と言いつつ、「同性婚には反対」と言っています。

 これでは、「政治のことは何も分からないから、何も聞かないで」というのが、真実味を帯びてきます。

 これでは、萩生田氏も不安だったのでしょう。


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