衆参ダブル選挙?
- 2015年01月12日
昨年暮れの総選挙で与党が議席を維持しましたが(自民党293議席→291議席、公明党31議席→35議席)、安倍総理はマスコミの「自民党の大勝利」という言葉に酔いしれてか憲法改正へと突き進んでいます。
そして、巷間、来年には衆参ダブル選挙が有るのではないかと言われています。
しかし、本当にダブル選挙はあるのでしょうか。
公明党の皆さんは従来からダブル選挙には否定的です。
なぜならば、国政選挙において公明党は比例区での当選にウエィトを置いているからで、ダブル選挙となると支持母体の動きが一方に集中できず、分散することになり、このことを避けるためと思われます。
いくら安倍総理でも公明党の考えを無視することはできずないはずです。
公明党の票は、各衆議院小選挙区において2~3万票の力があるとされており、相手との差がこの範囲内で当選した自民党の小選挙区議員は、公明票無しに当選が出来ないことになることから、公明党を無視する事は出来ないだろうと思います。
従って、衆参ダブル選挙はその可能性が低いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。