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行き詰まり解散

  • 2014年11月21日

 衆議院が解散になりました。

 世間では「大義無き解散」と言われますが、アベシン自身が相当行き詰まってきての解散ではないかと思います。

 守秘義務に基づくTPP交渉はまったく行方が見通せず、ジャーナリズムや学者などから取材の自由や表現の自由を奪うと総スカンを喰いながら強行採決した特定秘密保護法は、当時、内閣法制局からも疑問を呈されてたことが判り、集団的自衛権行使の閣議決定は国民の大多数が反対し、際限なく財政をつぎ込んだアベノミクスの効果は全く現れず、国民には実質賃金の目減りと円安における生活苦のみ押しつけられ、多くの経済学者からも失敗を指摘されています。

 第1次内閣は政治と金で改造しましたが、第2次内閣も失態を繰り返す始末、原発再稼働は周辺自治体から理解がもらえず、日中、日韓関係は冷えたまま、滋賀県知事選では敗北し、福島県知事選では自民党への批判から独自候補を出せずに相乗りし、北海道では旭川市長選で民主党推薦候補に敗れ、沖縄県知事選では10万票以上の大差で敗北、辺野古移設に黄色信号が灯り始めた等々、アベシンの周りはかすかな光も見いだせない状況に有ると思います。

 まさしく、今回の解散は安倍総理が行き詰まったあげくの解散であり、有り難いことに自ら解散のカードを切ってくれました。

 このチャンスを生かし、民主党北海道は、民主党発祥の地・北海道12選挙区に独自候補を擁立し、起死回生の戦いに挑みます。


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