被災地へのパフォーマンス
- 2018年07月16日
200人以上の死者、今も50人以上の行方不明者が発見されない「平成30年7月豪雨」。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとと共に、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
北海道においても農業などに被害が及び、さらには、急傾斜崩壊警戒区域が1万カ所以上、度重なる集中豪雨による河川床への土砂滞留で川底が浅くなっていることなど、いつでも同じような災害が起こる可能性を秘めており、普段からの対策が急務となっています。
さて、西日本に被害が拡大し、気象庁が「記録的大雨になる恐れ」と警告を発している最中の5日に開催された「赤坂自民亭」。
批判が高まると、週明けにオットリ刀で被災地を訪問した安倍晋三。
日刊ゲンダイによると、この被災地訪問に際し訪問先の避難所にお土産を持って行ったとのことが掲載されていました。
<要旨を再掲>「避難所に避難されている方からのツイッターでは、『「急に避難所に自衛隊が来てお風呂が設置された。クーラーがついた(略)何が有るのかと思ったら安倍総理が来るんだって。あれ、アピールのために慌てて準備したんだよ』、そのツイッターの書き込み通り、11日に避難所を訪れた安倍首相は『早めにと思って』とクーラーの設置を自慢していた。」
そう言えばテレビでもシャワーやクーラーの設置が放映されていましたが、まさしく、豪雨発生から66時間以上経過してから慌てて対策本部を設置するなど、こんなに被害が広がるとは思ってもいなかった脇の甘い安倍政権、「赤坂自民亭」の悪い印象を払拭を狙ったかのような被災地への、それも訪問先へのお土産、まさしくミエミエのパフォーマンス、一方で河川の決壊や山崩れ、自動車道や鉄道の不通など被災地復旧の陣頭指揮を行わなければならないはずの国交相は、カジノ・カジノで国会対策一辺倒。
野党が「カジノより、人命がかかっている災害対策を最優先すべき」と委員会の中止を求めているのにも関わらず、安倍晋三は博打の方が大事なようです。
「国民の生命と財産、安全を守る」と、日頃からのたまっている安倍晋三、今回の「平成30年7月豪雨」に対し、安倍晋三とその政権、自民党が行った数々のことを私たちは記憶に留め、きちんとお返しをしなければなりません。