製造者責任(ブログ3733)
- 2024年11月03日
背に腹は代えられぬということなのでしょうか。
裏金問題で離党勧告を受けた議員や役職停止とされていた議員、非公認とされ無所属で当選した議員など、自民党が会派への受入を決めました。
裏金問題でも罪が重く、党規に沿って処分を下した議員達を、今度は「改めて仲間に入ってくれませんか」と誘ってまで、会派の議席数を増やしたいという石破氏。
選挙までは、仲間として処遇せず、選挙が終わると「禊ぎ」が済んだとばかりに受け入れるという節操の無さ、自民党は全く変わっておりません。
会派入りを決めたのは、旧安倍派の世耕弘成氏(離党勧告)、西村康稔氏(党員資格停止1年)、萩生田光一氏(党の役職停止1年)、旧二階派の平沢勝栄氏(党の役職停止1年)の4名です。まさしく裏金の中心にいた方々です。
さてさて何のための処罰だったのか、つまりは処罰はその場しのぎの方便だったということで、これも、自民党の文化なのです。
何だか、日に日に石破氏のメッキが剥がれていく姿を目の当たりにしている国民は、この方は信頼に足る人物なのかと自問してしまうことでしょう。
さて、今回の選挙は、このまま裏金問題の解明もしない自民党政治を認めるのか、それとも刷新をするのかが問われた選挙だったと思いますが、それでも自民党の候補に票を入れた方々は、今後も国民にこれまでの自民党政権に甘んじろということなのでしょうか。
この4人の方々の他にも裏金議員が多く当選しましたが、裏金を手に入れ、その不労所得を申告もせず、税金も払わない方々に票を投じた方々は、よほど肝要な方々なのでしょう。しかし、自らが詐欺師に欺されて実害を被ったとしたら許せるのでしょうか。
国会議員で有りながら、国民の義務で有る納税を行わずに脱税していたことを許すのでしょうか。あなたたちこそがこれまで自民党という伏魔殿を維持させてきた製造者なのです。製造者責任は当然あると思います。