見え透いた嘘
- 2015年12月20日
中谷防衛相が京都府での記者会見で、米国のカーター国防長官が関係40カ国に対し、イスラム国への掃討作戦への貢献拡大を求めた事に対し、「我が国は、対イスラム国の軍事作戦に参加する考えは全くない」と答え、菅義偉も参院内閣委の閉会中審査において「米軍などによる掃討作戦への自衛隊の後方支援は全く考えていない」と同じような考え方を述べ、「避難民らへの食料支援など従来の人道支援を拡充する。非軍事分野で国際社会の責任を果たす」と答えたとのことです。
全ての言葉が、来年の参議院選挙に向いているようです。
安倍晋三は、米国がこのような立場になった時に、手を携えるべく「集団的自衛権」の行使を可能とする安保法制を強行採決したはずです。
それを、さも二枚舌を披露するように「非軍事」を全面に出しています。
これを本音とは思いませんが、橋下徹のように2万%あり得ないとするなら、あの国会審議は何だったんでしょうか。
いい加減に騙されるのは止めましょう。
これは、参議院選挙向けの二枚舌です。
全くの嘘っぱち、見え透いた嘘です。
参議院選挙までは、寝たふりをしていようということです。