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見当違いの維新(ブログ3488)

  • 2024年02月20日

 維新の会の馬場代表が、立憲民主党の提出する盛山文科相に対する不信任決議案に「反対」することを明らかにしました。

 その理由について維新幹部は、文科省が東京地裁に解散命令請求を行っている中で「文科相としての任務を全うしている」事が理由であることを明らかにしました。

 さらに維新幹部は「辞任させれば、旧統一教会の思う壺になりかねない」とも指摘した様です。

 この稚拙な理屈に国民は納得するのでしょうか。

 旧統一教会への解散請求は国会の意思であり、岸田氏も管轄の文科相に手続きを進めるように指示したのは周知の通りです。

 行政は継続が基本です。従って、文科相が誰に交代しても解散請求を行う事に変わりは無く、東京地裁も請求を受けて淡々と手続きを進めているでしょう。

 維新の会は文科相が交代すれば、解散請求に影響が出てしまうから不信任案に反対というのは、まったく見当違いの理屈と言わざるを得ません。

 文科省は誰が次の文科相になっても行政として解散請求を行う事に変わりが無いことを当然立憲は分かっているからこその不信任案提出です。

 問題は、盛山文科相がこれまで旧統一教会とズブズブの関係にある事が明らかなのに、「記憶が無い」としらばっくれて国会と国民を愚弄しているということであり、文科相だけではなく議員としての資質も無いと言うことなのです。

 訳の分からない理屈をこねくり回して不信任案に反対している党が、自らを「改革政党」と名乗ること自体おこがましいではないかと思います。


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