言行不一致(ブログ3585)
- 2024年05月26日
立憲民主党の岡田幹事長が、自らの政治資金パーティーを中止し、講演会に置き換えることにしたと語りました。
当たり前の事ではないですか。
岡田幹事長の他に、大串衆議、階衆議も政治資金パーティーを中止する判断をしたということです。
当たり前の事ではないですか。
この3人は、昨年からの「自民党政治資金パーティー裏金事件」をどのように受け止めていたのでしょう。さらに、立憲民主党として、政治資金規制法改革案として、政治資金パーティーの禁止を法案として提出することを公党として決定したはずです。
「まだ、法案が成立していないので問題は無い。」という言い訳をしていましたが、まったく民意について何の感覚も無いことを露呈してしまいました。
同じ党員として、情けなくなります。
とりわけ岡田幹事長にあっては、党の要として政治改革法案を採択する責任を負っていると供に、所属議員に対して党の方針を遵守させる事をその任務としているはずです。
猛省を求めます。
幸い、「維新の党」のように所属議員が法案前だからとパーティーを開催し、馬場代表が、「何が問題なのか」と開き直った場合と違い、ギリギリで踏みとどまったからいいようなものの、「同じ穴の狢」と思われるところでした。
立憲民主党の北海道総支部連合(道連)は、6月8日に定期大会を開催しますが、例年であればその前日に道連主催のパーティーを行うのが慣例でした。しかし、今年は党が政治資金パーティーの禁止を訴えて政治改革に臨む事から、パーティーを中止することを決定しました。当然のことだと思います。
にも関わらず、党の中央では・・・。
大串氏も階氏も、国会において予算委員会など舌鋒鋭く与党を追及していましたが、何だか今回の事で、色褪せて見えてしまいました。
「言っていることとやっている事」に矛盾がないよう、キッチリと自己管理をしてほしいものだと思います。