誤解を招く?(ブログ3137)
- 2023年02月13日
最近、国会議員の、特に内閣や与党の議員が失言をしたり、誤った行動をした場合、「誤解を招いたなら取り消す。」あるいは、「誤解を招いたとすれば謝罪する。」という言葉を使います。
これは、聞いている国民が、疑念を抱くような発言や行動をしていながら、自身の説明不足や言葉足らずを棚に上げて、「受け取る国民が誤解している」と決めつけて、自分は悪くないと言うことを、ことさらのように協調し、自分を正当化するという言い逃れの手法です。
「誤解を招いたなら。」ではなく、「誤解されても仕方が無く、誠に申し訳ありません。」と言うのが正しい言葉使いではないのでしょうか。
いや、そもそも、国民の「範」たる国会議員が、国民に対して申し訳ないような言動を行うことこそ慎まなければならないことであり、そのような言動を行った場合は、自ら素直に認め、清く謝罪すべきではないかと思います。