謙虚
- 2017年10月27日
選挙結果を受けて、自民党の議員達は一様に「謙虚」という言葉を使い始めました。
謙虚とは、「控えめで、つつましいこと。」
さらに、「自分の能力、地位などにおごることなく、へりくだって素直に相手の意見などを受け入れること」だそうです。
一方、謙虚とは、「褒められたときには、素直に有り難うと認めること」というとらえ方もあります。
へりくだるとは、「相手を敬って、自分を低くする」という意味の動詞です。
さて、言葉で簡単に「謙虚」と言っていますが、行動が伴って初めて謙虚と言う言葉が活かされるのではないでしょうか。
安倍晋三は、モリ・カケ問題について国会で質問があれば説明を尽くすと言っていたような気がします。
それでは、野党が求める臨時国会を早急に開き、そこでモリ・カケ問題について真摯に答えるべきではないでしょうか。
それこそが謙虚を行動に表すことになると思います。
しかし、安倍晋三は総理大臣という地位におごり、相手の意見を素直に聞くどころか、今後の外交日程などを口実に臨時国会を開こうとしません。
口では臨時国会は国会が決めることと話していますが、安倍晋三がモリ・カケ問題に触れられるのを極端に嫌がって国会を開かないように指示していることを、国民の誰もが知っています。
安倍晋三の謙虚とは、取り巻き連中がチヤホヤした時に何の疑いもなく、素直に有り難うという都合の良い謙虚のようです。