議会庁舎新築の討論会
- 2016年03月12日
北海道議会の新築について、2月29日のブログに書かせていただきましたが、道議会では、新しい道議会庁舎新築にあたって、事業費だけではなく、旧赤レンガ庁舎や周辺園庭との調和、都心のオアシスとしての景観に配慮した低層建築物、道産材の積極的な活用、省エネ対策・新エネの利用、ユニバーサルデザインの導入などの他、全国の都道府県に比較しても狭隘状況が下位に位置し、本会議場は全国最下位、傍聴席や委員会室、各会議室も全国平均を大幅に下回っていることから、併せて改善の検討もして参りました。
また、先のブログでも書かせていただきましたが、その事業費についても多くの議論を積み重ね、その結果としての今回の事業費でありますが、無論、建物が新しくなっただけでは無く、道民に分かりやすい1問1答制の導入、緊張感のある質疑、本会議、予算・決算特別委員会、さらには各常任委員会、特別委員会のなどの議会中継の他、広報活動を含めた開かれた議会を目指す議会改革にも努めております。
また、この度の新築についても、道議会として「パブリックコメント」を募集し、道民から95件の意見をいただき、そのご意見も参考にさせていただいてきました。
この度、「北海道の未来を開く会」が「リンカーンフォーラム北海道」の協力を得て開催する予定の討論会のお誘いが道議会議長宛にまいり、道民の皆様に説明する事が出来る貴重な機会であり、私たちは是非出席すべきと申し入れましたが、残念ながら議長は議会としての参加を見合わせるという結論に到りました。
私達は、常に開かれた議会を目指しており、今回のような様々な機会には積極的に参加させていただきたいと思っておりますことから、今回の議会新庁舎建設に関わらず、是非、道民の皆様の様々な声を我が会派にお届けいただきたいと思います。