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議長の横紙破り

  • 2022年09月07日

 今日の新聞各紙に掲載されていましたが、昨日開催された北海道議会・議会運営委員会において27日を議会休会日にし、知事・議長が国葬に参列出来る環境を整える旨の協議がありました。

 道議会第3回定例会は9月13日から10月7日まで開催され、27日は本会議場で一般質問が開催される予定でしたが、この日を休会日にして、別の休会日を利用して一般質問を行うというものです。

 新聞でもご存じのように、まだ国葬の案内状は知事にも議長にも届けられていません。

 国会では、閉会中審査に岸田氏が自ら出席し、テレビ中継も行いながら国葬について丁寧に説明をすると話しており、今週中に開催が予定されていますが、自民党が各党の質問時間が5分とか10分とか、とにかく短くしようとしており、野党と協議が整っておりません。

 この審査において岸田氏が、国民に弔意の要請は行わないことが改めて明らかにされるのでしょうから、国葬に都道府県知事や議長の出席案内を出すのかはこの審査会を終えてからになるかもしれません。

 いずれにしても、案内も届いていないのに、来るだろうと勝手に想定して議会の日程を変更するは、いくら議長であっても疑義を感じざるを得ません。

 案内が現実に届いた場合に、議会運営委員会に諮る事も可能であり、我が会派はそのことを主張しましたが、強行されてしまいました。

 議会は議長のものではありません。議長の思いつきだけで議会の日程を変えるのはいかがなものかと思います。


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