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負担軽減

  • 2014年08月16日

 ある雑誌によると、11月16日に投開票が行われる沖縄県知事選で、辺野古移転容認の仲井間引多知事が、移転反対の翁長雄志那覇市長にダブルスコアーで差を付けられていることから、防衛相は普天間基地にあるオスプレイを佐賀空港へ移転するように古川康佐賀県知事に要請し、地元の理解を得たいとのこと。

 沖縄の負担軽減で知事選挙を優位にしたいとの思惑が見え見えですが、県と地元漁協の覚え書きには、「県は佐賀空港を自衛隊と共用する考えはない」と明記されているので、かなり難しいようです。

 官邸はこの他、沖縄へのカジノ誘致、プロ野球新球団設立、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの沖縄進出など様々なお土産を用意しているとのこと。

 なりふり構わず、仲井間氏の当選そして辺野古移転を実現したいようです。

 米軍は、オスプレイを艦載する強襲揚陸艦の母港である米軍佐世保基地があることから非公式に打診があったようですが、仮に地元が理解を示し佐賀空港にオスプレイが移転したら、辺野古は必要なくなるわけで、そうなったら、仲井間氏の当選は無意味になります。

 一体、政府はどちらの場所に本気で移転する考えなのでしょうか。

 「二兎を追う者一兎も得ず」か、二カ所で無駄な公共事業を展開するのか。


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