賞味期限
- 2017年08月04日
細野豪志衆議院議員が民進党を離党、その理由として「政権交代の受け皿となる政党を作りたい」と語りました。
民進党の蓮舫代表が辞意し、党内の中心軸がどのようになるのかという民進党にとって重要な時期で有ることを重々承知の上での離党です。
こんな事をすれば、ご自身にとってどれほどマイナスになるのか判らないわけでもあるまいに、と思ってしまいます。
混迷する党の立て直しに協力することもしないで、自分の事だけを考えるという感覚を、私は理解出来ません。
6月25日に投票があった静岡県知事選挙への出馬に意欲を持っていたようですが、地元の民進党は現職の川勝平太知事を支持したことから出番が無くなり、党内では大不評。
「身から出たさび」ですが、党内での評価は下がり、自ら率いていたグループである「自誓会」のメンバーからも醒めた目で見られてしまう結果となったようで、 いたたまれなくなっての離党かと思われても仕方のないところです。
自分の目標が定まっていない方が、自民党の批判票の受け皿になれるのでしょうか。
「都民ファーストの会」と連携でもしようものなら、安易で薄っぺらな政治家として評価されるでしょう。
この方の政治家としての賞味期間は、そろそろ期限を迎えているのかもしれません。