足下の乱れ
- 2015年09月08日
自民党総裁選への立候補を模索していた「野田聖子氏」が立候補を断念したことは、実に残念です。
今回の総裁選が自民党を変えるチャンスであった事は事実で、多くの方々が総裁選に期待をしていましたが、その期待を求めること自体が無理だったようです。
自民党の中のリベラルの目は摘まれてしまったのでしょうか。
すべての派閥が安倍晋三を推薦し、安保法案成立へと突き進んでいます。
足下の乱れを露呈するのを避け、党員の思いを封じ込める体質は、今後とも続くようですが、地方では、自民党員である広島県議の法案反対署名行動、愛知県あま市議会議員の安保法案反対街宣などが始まり、永田町の中央の意思と地方の意思の違いが鮮明になる中、今後も地方を中心とした様々な選挙が行われます。
この地方選挙において、自公推薦候補を落選させていく事がこれからの戦いにとって大きな意味を持つことは言うまでもありません。
参議院でのやりとりが鮮明に解る審議とともに、あらゆる手段で対抗していく覚悟を持たなければと思います。