踏襲だけの抱負
- 2020年09月02日
菅官房長官が自民党総裁への立候補を決断し、記者会見を開いて自身の抱負を語りました。
その会見の様子をラジオで聞いていましたが、NHK第1放送は最後まで放送せず途中で解説委員が壊れたテープレコーダー(古いかなあ)のようにオウム返しをしていました。
その会見は、「秋田の農家の長男として生まれ・・・」から始まり、苦学をして政治を目指して国会議員秘書から市議会議員へ、そして国会議員へと着々と政界への歩みを進めたことをかなりの時間を要して披露していました。
安倍晋三氏のようなボンボンの世襲と違うと言いたかったのかも知れませんが、苦労人と言いながら、抱負の中身は国民の苦労を理解すること無く、国政、経済、外交、コロナ、全ての課題については見事なほど安倍踏襲でしかなく、自ら総理になってこれだけは実現したいという政策も聞くことが出来ませんでした。
さらに、国民との信頼関係の醸成にもなる、森友・加計、桜の解明も済んだことと蓋をしてしまいました。
さもありなん、安倍と同根では期待するものは何も無く、また、悪夢が続くだけという嫌な予感だけの会見でした。