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身体検査無しの3役(ブログ3399)

  • 2023年11月19日

 9日のブログで、

・山田太郎前文科政務官:若い女性に性交渉を強い、お金を払ったとする問題で辞任

・柿沢未途前法務副大臣:江東区・木村弥生区長の選挙で、ネットを使用した選挙違反を

            指南し辞任、その後、区議に陣中見舞いと称して現金を配布。

・神田憲次(現)財務大臣:自身が保有するビルの固定資産税を滞納し、4回に渡って差

             し押さえを受けた事実が明らかに、さらに税理士資格を持ち

             ながら義務づけられた研修も受講せず、違反を繰り返してい

             るも辞任せず居座っている。(その後11月13日に辞任)

 そして、岸田政権2年間で、13人の政務3役と官邸の総理秘書官と官房副長官などが辞任した。前代未聞の適材適所であり、岸田氏は「任命責任をある」といつも言葉では言うが、責任を取ったことがないこと掲載しましたが、まだまだ政務3役のスキャンダルは続きそうです。

 今度は、三宅信吾防衛政務官が、16日発売の「週刊文春」で、2013年に自身の議員会館事務所に勤務していた女性スタッフA子さんを食事に誘い、その後、カラオケ店に移動して水槽が置かれた個室に入ると「ここに来ると、女の子はみんな人魚になるんだよ。」とキスを強要、A子さんの証言では、「そのまま体をまさぐられ、服を脱がされかけた。」とのこと、その事がきっかけで事務所を退社したとのこと。

 15日報道陣にのぶら下がり取材で三宅氏は「身に覚えがない」と否定、週刊文春に抗議文を送ると話しましたが、抗議文を送付したのかは不明です。

 そして、この三宅氏も自らの潔白を積極的に説明しようとはしていません。これでは「身に覚えがある。」ということになるのでは?

 さらに、しんぶん赤旗によると、消費者庁を担当する工藤彰三内閣府副大臣が、これまでに旧統一教会の韓鶴子総裁に5回面談し、複数回の集会で挨拶を行っただけではなく、初当選した12年から21年の総選挙まで、全ての選挙で旧統一教会との関係があったこと、また、個人で毎月3,000円の会費を払っていたことも認めました。

 工藤氏は、霊感商法などの信者の有罪が確定し、教会の反社会的行為を認識しながら、選挙の支援を受けていたことになります。

 消費者庁は、旧統一教会問題をうけて成立した「不当寄付勧誘防止法」を所管する省庁です。これまでの旧統一教会との関係を反省して、その関係を断つと話した岸田自民党総裁が、旧統一教会との関係が濃い工藤氏を、それも消費者庁を所管する内閣府の副大臣に任命するとは、ブラックジョークかと思ってしまいます。

 これも、「不適材・不適当」の人事ということではないでしょうか。


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