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辺野古の次は?

  • 2015年12月03日

 辺野古基地建設に関わる「代執行訴訟」の第1回口頭弁論が福岡高裁那覇支部で行われ、翁長知事は、これまでの沖縄の歴史、とりわけ、琉球時代から第二次世界大戦後までの長い虐げられた歴史、そして今も本土とは違う扱いをされている実態を訴え、この間の沖縄県の民意は辺野古反対にあること、辺野古基地承認には手続き上の瑕疵がある事などを訴えてきました。

 昨日も「法治国家」についてブログに書かせていただきましたが、今安倍政権が行っていることは、地方自治を無視し、法律上の自治体では無い単なる地元自治会を札束で懐柔し、沖縄県警だけでは無く警視庁機動隊まで導入するという強硬な態度を強めています。

 辺野古は、沖縄だけの問題では無いこと、私たちも反対するにはそれなりの覚悟が必要だと言うことは、ブログ772(11月19日)に記載していますが、このような安倍晋三のやり方を認めますと、今度は、私たちにも同じような事が降りかかってきます。

 それは、「使用済み核燃料最終処分場」問題です。

 これも国は必要と認め、何としてでも国内に処分場を見つけなければなりませんが、どこの自治体も受け入れには反対です。

 辺野古と何か似ていませんか?そうです、国は沖縄と同じように「公共の利益」を理由に、ただそれだけで候補地を強硬に決めてしまい、いい加減な環境アセスで手続きに瑕疵は無いとし、反対があれば強制代執行も辞さずに進めてくるでしょう。

 辺野古の問題は「自治権の」問題です。そして、「自治権は」私たちが守っていかなければならない大事な権利です。

 永年の国の無策による原発のツケを、今度は私たちに押しつけようとすることを拒否するように、辺野古にも大きな応援の和を広げていこうではありませんか。


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