迫りくる不安
- 2022年01月26日
今日の道内新規感染者数が2,091人、どんどん広がる感染に脅威を覚えます。
函館市も141人が新規感染し、宿泊療養施設も余裕が無くなるのではないかと危惧します。
明日から道内は蔓延防止等重点措置が発動され、それに伴う協力が求められますが、この勢いでは感染レベルを1から2に上げたばかりなのに、早晩「3」に上げなければならない状況に追い込まれるのではないかと思います。
そうなれば、緊急事態宣言が目の前にぶら下がってきます。
これだけ、増えれば当然医療機関での診察もままならず、自覚症状(発熱)のある方は自分で抗体検査キット等を手に入れて、自分で判断して保健所に連絡、さらに自ら濃厚接触者の可能性の有る方にも連絡する事が求められます。
自宅療養と言われますが、当然家族も濃厚接触者となり高齢者や基礎疾患を持つ家族がいれば、狭い空間の中で感染が広がり重症化することも懸念されます。
さらに検査キットが簡単に手に入るのか、ドラッグストアーに行くには外出しなければなりません。そして治療薬は医療機関や薬局から手元に届くのか?
国会の議論を聞いていると、「その努力をしている」と答えるだけで、不安はつのるだけです。
専門家分科会も、経済にシフトしているかのような誤解を与える発言をしており、これも信用を崩しています。
「最悪の事を考えて先手先手で対応する」と言われる岸田氏は、こんな国民の不安を本当に受け止めているのでしょうか。