道内の政治状況(ブログ3728)
- 2024年10月29日
昨日に引き続き、今日も選挙でお世話になった方、とりわけ選挙中に朝礼や昼礼、夕礼などで挨拶をさせていただいた企業、団体にお礼の挨拶周りを行ってきました。
さて、今回の選挙では、道内全ての選挙区で議席を確保する事が出来ました。都道府県別の議席獲得で、立憲民主党として全選挙区で議席を確保したのは北海道だけで(維新は大阪選挙区で全ての小選挙区を制覇)、中央本部での評価も非常に大きく、逢阪誠二氏の英断による自身の比例区立候補断念、そして女性枠として5区の池田氏と7区の篠田氏の比例1位登録を行いました。池田氏は自力で当選しましたが、7区の篠田氏は相手(鈴木貴子氏)の壁が高く惜敗となりましたが、比例1位で議席を獲得しました。
今回の選挙の勝利は、複合的な要素が重なってのものだと思います。
各候補がこれまで地元で地道に活動を重ねて来た事に加えて、自民党の裏金問題、所得は一向に上昇しないにも関わらず、円安が長期にわたった事での物価高、その他諸々の自民党1強政治のツケ、最後の2,000万円の政治活動費支給など、国民の不満が相乗効果として野党を有利に導いた結果だと思います。
今後は、中央政界がどのように離合集散するのか全く読めませんが、落ち着いた政治環境(1強政治で悪政だったが)から、ざわついた政治環境になると思いますが、。
これも、新しい政治への胎動ということなのかもしれませんが、少なからず道内の政治状況にも影響を与える事になるだろうと思います。
自民党道連は、中村代表が小選挙区で敗退し比例復活となったこと、自公協力区の10区で公明党の稲津久氏が落選した責任、何より道内で自民党が惨敗した責任が有り、代表を辞任するものと思われます。
そうなれば、参議院議員なのですが、長谷川岳氏が道連代表となるかも知れません、しかし、航空機内や道庁職員などへのカスタマーハラスメント問題が尾を引いていますし、高橋はるみ氏は体調が優れず、橋本聖子氏は裏金の渦中に有ります。
今回の選対委員長だった岩本剛人にも選挙結果の責任がつきまとうでしょう。
残るは、船橋利実氏か、今回小選挙区で当選した東国幹氏、鈴木貴子氏、武部新氏、
最長老の伊藤良孝国務大臣か・・・。
少ない選択肢ですし、誰が代表候補に名を挙げても何かしらスッキリしないのでは無いでしょうか。
そして、自民と公明党の影響力の減退は鈴木知事も大いに気になるところだと思います。
さてさて、今回の選挙で道内の政治状況はどのようになるのか、中央政界共々注視していかなければなりません。