道政そして国政
- 2020年01月01日
皆さん、新年開けましておめでとうございます。
皆さんには、健やかに新しい年を迎えられましたこと、心からお慶び申し上げます。
今年は、新しい知事の本格的な予算が新年度から執行されます。
昨年の4月の当選以降、知事は、前知事の下で作成された暫定予算の中、残されたわずかな政策予算に選挙公約の種をまいたと話しています。
そうだとすれば、新年度予算は鈴木カラーが強く感じられるものとなるはずです。
しかし、新年から寂しい話をするつもりはないのですが、道の財政は47都道府県の中で下位に属しており、その中で、カラーを出すのは至難といっていいでしょう。
前知事が、ほとんど何もしなかったのは、そのことも原因にあると思います。
そして、前知事は16年かかっても道の財政を好転させることは出来ませんでした。
鈴木知事がカジノに挑戦したいと述べた本意は、そこなのかもしれません。
何れにしても、正月明けから知事査定に入り、2月27日からと予定されている第1回道議会定例本会議前には、その全容が明らかになり、そこから将来の北海道の行方が見えることだけは確かだと思います。
「ピンチをチャンスに!」という知事の手腕に期待したいと思います。
さて、今月の20日から始まる通常国会も目を離せません。
昨年から尾を引いている「桜・私物化」、「IR・贈収賄」、「中東への自衛隊派遣・国会無視」、「TPP、EU・EPA、日米FTA」等など課題は山積、年末は逃げに逃げてきた安倍晋三氏、どこまで逃げ切れるのか、そして野党の結集は・・・。
早く、安倍政権から脱却しなければ、本当に民主主義は死んでしまいます。