道民の声の代弁者?
- 2017年08月18日
日米共同訓練へのオスプレイ参加することになりました。
オーストリアの事故以降のことはご存じの通りで、国は米国が伝えた「機械的、構造的な欠陥はない」ということをそのまま受け取り、「米国が安全と言っているのだから、問題はない」と訓練参加容認に傾きました。
そして、高橋はるみ知事は道防衛局から訓練の概要を説明された後「通知を防衛省からいただいた立場だ」とし、訓練の受け入れを容認する発言をしました。
防衛省から通知を受けた際に、これまで行ってきた「訓練の自粛」という態度を貫き通すことなく、まさしく国の言うとおり、簡単に容認をしてしまったことは、道民の安全よりも国の意向を尊重したと言うことになります。
これまで、道の総合政策部危機管理監や副知事が関係自治体の首長共々、二度にわたり「事故原因が明らかになるまで道内での訓練参加を自粛すべき」と要請をしてきたのは地元へのポーズだった事が、今回の容認で明らかになりました。
これで、飛行ルートや訓練時間の制限などは地元に知らされることなく、米軍の好きなように訓練が行われる;事になります。
知事は北海道の首長、ガバナーとして、道民の声を代弁する立場に有ります。
しかし、知事はそのことを微塵たりとも感じることなく、国には逆らわない、自ら判断しないという姿勢を道民に示しました。
これが北海道の高橋はるみ知事の姿です。