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道議会の質疑短縮

  • 2020年02月27日

 既にご存じのように、道議会第1回定例会が今日開会し、本会議冒頭で会議日程が確認されました。

 新型コロナウィルスの感染者数が47都道府県でトップとなり、さらに死亡された方も複数出たことから、鈴木知事は、児童生徒に感染者が出ないようにと道内の学校を一斉休校とする判断をしましたし、国や道も、多くが集まる会議やイベント、宴会の自粛、外出の抑制などを打ち出しました。

 これらの状況から、北海道議会としても開会する道議会の議事についても何らかの手立てを打つことが必要では無いかと議会運営委員会で協議しました。

 今回の議会は鈴木知事初めての予算編成であることや様々な道政上の課題も多く、審議を尽くさなければなりませんが、議員が100人、それに知事以下の管理職を合わせる130人近くが毎日のように一カ所に集まり、質疑を交わすことで感染の機会が増えることは、感染する機会を極力少なくする取り組みの協力をお願いしている立場からすると、その意に反するのでは無いかということになりました。

 私達会派は、先に述べた様に鈴木知事にとって初めての新年度予算であること、「キタデミー賞」や「建設部の道路拡幅に関わる公文書偽造」、「JR赤字線への対応」、「IRカジノ誘致と贈収賄事件」、「幌延深地層研究センターの延期」、「行財政対策」等々課題が山積していることから、代表質問、一般質問、予算特別委員会など一連の質疑に関する審議時間の短縮はあっても、基本的な質疑を控える事には反対の立場で議会運営委員会に意見反映する事にしていましたが、多くの会派が議会質疑の自粛に舵を切ったことから、最低限である代表質問、予算特別委員会はしっかりと時間を確保して行う事を主張し、ほぼそのようになりました。

 私達会派は、議会が休会の間に地元での状況を調査し、関わる様々な課題について道や国に要請することにし、立憲民主道連にも対策本部を設置、更に過日、会派として知事に申し入れも行いましたし、これからも、この問題について積極的に取り組んで参ります。


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