適材・適所の人事?(ブログ3389)
- 2023年11月09日
これ程までに、内閣の大臣、副大臣、政務官、官邸関係者が不祥事を重ねる内閣を見たことがありません。
9月に内閣改造した目論みは、それまでの閣内不祥事を払拭するためだったのでは?
岸田氏は改造後の記者会見で「適材・適所」と胸を張っていましたが、今ではマスコミや野党から「不適材・不適所」と揶揄されています。
★9月以降の不祥事
・山田太郎前文科政務官:若い女性に性交渉を強い、お金を払ったとする問題で辞任。
・柿沢未途前法務副大臣:江東区・木村弥生区長の選挙で、ネットを使用した選挙違反を
指南し辞任、その後、区議に陣中見舞いと称して現金を配布。
・神田憲次(現)財務大臣:自身が保有するビルの固定資産税を滞納し、4回に渡って差
し押さえを受けた事実が明らかに、さらに税理士資格を持ち
ながら義務づけられた研修も受講せず、違反を繰り返してい
るも辞任せず居座っている。
★9月以前
・岸田翔太郎前首相秘書官:首相に同行したパリで観光と買い物三昧、首相官邸で官邸ゴ
ッコ写真をネットに掲載して辞任。
・山際大志郎前経済再生大臣:旧統一教会との関わりで辞任。
・葉梨康弘前法務大臣:「法相は朝に死刑のハンコを押し、昼のニュースのトップになる
だけの地味な仕事」と話したことが原因で辞任
★9月以降。
・寺田実前総務大臣:自ら代表を務める政党支部の家賃を10年間妻に支払っていた事実
が判明、辞任。
・秋葉賢也前復興大臣:政治資金を巡る疑惑で辞任。
・杉田水脈前総務政務官:過去の差別発言で辞任(今も相変わらず悪癖は直らず)。
・荒井勝善前首相秘書官:性的マイノリティーに対し「隣に住んでいるだけで気持ち悪い」
発言で辞任。
・木原誠二前官房副長官:妻の前夫の不審死への関わりが指摘され辞任。
・秋本真利前外務政務官:風力発電企業から3,000万円近い資金提供を受け逮捕。
辞任。
・自見英子(現)万博担当大臣:選挙運動収支報告書不記載疑惑があるも居座り。
どうでしょう皆さん、岸田氏が適材と評価して任命した方々が何と13人も国民を裏切っています。
その度に岸田氏は、「任命責任は私にある」と言いながら、その一言で済まして自身の責任は果たしていません。
こんな、軽量な総理と、その方に選ばれた方々の薄っぺらさ。
海外に舐められるのは当たりまえのような気がします。