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選挙公約:北方領土

  • 2019年06月17日

 自民党が参議院選挙向けの公約を発表しましたが、この中で、北方領土を「我が国固有の領土」と明記し、領土問題の解決を訴えています。

 なぜか、このことを見ても公約というものについて「?」を抱いてしまいます。

 公約は「公に約束をし、その実現を目指すもの」というよりも、政権与党の公約はもっと実現性の高いものと選挙民は捉えています。

 従って、その公約は「そうなればいいなあ」と言うものではありません。

 自民党と公明党によって維持されている政権は、最近「ロシアを刺激したくない」という発想から「固有の領土」、「領土返還」、「4島一括」などという文言を避けています。

 ましてや、安倍晋三氏の外交音痴から、最近では日ロ友好平和条約の締結さえも風前の灯火となっています。

 そういう現実を見ていると、自民党の選挙公約に書かれていることは単に支援してくれている団体などに義理立てしている「お題目」に過ぎないのではないかとさえ思えます。

 政権の進めている現実を見るならば、「ロシアとの二国間における経済協力を一層推進し、相互理解に努め平和友好条約の締結に努力して参ります」となるのではないかと思いますが・・・。


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