選挙後の世論調査
- 2013年07月23日
参議院選挙では、北海道選挙区の「小川勝也候補」に、また、比例区では、「相原久美子候補」「大島九州男候補」「佐々木隆博候補」にご支援いただき、誠に有り難うございました。
おかげさまで、選挙区での小川候補の当選、比例区では、相原候補、大島候補の当選を果たすことができ、心から感謝申し上げます。
残念なのは、道議出身で農林政務官・副大臣を歴任した佐々木候補が落選したことであり、北海道におけるTPP参加反対の旗頭を失ったことは大きな損失といえると思います。
さて、共同通信が行った22日、23日、いわゆる選挙後の電話世論調査によりますと、安倍内閣の支持率は、56.2%で、前回6月の調査時の68.0%から11.8%も急落し、不支持率は31.7%で、同じく6月の16.3%から倍増したことが明らかになりました。
これはどういうことでしょう。
自民党があまりにも勝ち過ぎたので、安倍首相が好き放題の政治を行うのではないかと、国民が少し不安に感じて支持率が落ちたのか、バランス感覚なのか、不思議な傾向に写ります。
しかし、選挙結果が明らかなように確実に自民党の先祖返りの政治が始まります。
いや、先祖返りで小泉政権のように全てが経済を基軸にした政治になるだけではなく、教育と国民の権利は、もっとひどいことになるのではないかと思います。
国民が望んだのは、経済の回復だけであって、社会保障や教育、憲法、原発、TPPなどにフリーハンドを与えたわけでは無いことを、そして、自制しながら国政運営を行うべきであるという思いが、この世論調査の結果であると思います。