都民ファーストの会
- 2017年07月25日
今日、東京で開催された、ある団体主催の「議員交流会」に参加しました。
その中で、東京都の隣にある千葉県の県議会議員と意見交換する機会が有り、今回の都議選について、隣の県から見た感想をお聞きしました。
その千葉県議いわく「とにかく異常な雰囲気であった、ポスターに緑色を付ければ当選できるという選挙で、これまで所属していた党を離党して『都民ファーストの会』に所属した方々の中の一定の数の候補者は、これまで選挙に弱く落選していた方々、風に乗りたがった人たち。理念も無い集まりで半年持つかどうか」と評価していました。
しかして、都民ファーストの当選者の内訳は、公認49人中38人が新人で、そのうち25人が区議や市議の経験が無く、地域の事情にほとんど通じていない方々と言わざるを得ません。
当選2回目が8人、3回目が3人という経験の浅さ、これに都民ファーストの支援を受けて無所属で立候補し、当選後に都民ファーストに所属した方が6名で、総勢55名。
与党である公明党が議会運営で力を貸さなければ、円滑な運営は難しいものと思います。 これと同じ事が大阪で起きました、記憶に新しい大阪維新の会が伸張した府議会です。
そして、今「大阪維新の会」は「日本維新の会」として、公明党と同じく自民党の補完政党となっています。
都民ファーストの会が見かけ倒しであれば、小池知事の基盤は脆くも崩れ去ることになり、都民の期待を裏切るものとなります。