都議会は引導を渡せるか
- 2016年06月11日
この方は、何故、知事を辞職しないのでしょうか。
これだけマスコミから非難され、都議会からも見放され、都民だけでは無く国民からも呆れられているにも関わらず、「命をかけて都政に尽くしたい」などと、よくも言えたものだと思います。
「第三者の厳しい目」と指名された元特捜検事の佐々木善三弁護士らは、「違法とは言えないが不適切である」と結論づけし、法的には問題なしとしましたが、多くの人が問題があるからこそ真実を明らかにすることを求めているのです。
この佐々木善三という弁護士は、猪瀬前知事の徳州会からの現金5,000万円授受事件で刑事処分を略式起訴にし、トヨタの米国女性役員の麻薬密輸事件では、トヨタ側のアドバイザーを務め、この女性役員の不起訴に尽力した疑いがあり、小渕優子元経産相の政治資金問題の第三者委員会委員を努め、「小渕氏の関与無し」との結論を導いた方で、その経歴が表すような今回の結論のような気がします。
次から次に出て来る桝添知事の疑惑。
それにまともに答えない、はぐらかし答弁。
都議会の役目は大きいと思いますが、13日、20日に行われる集中審議において、甘い結論となることは都議会自らの自殺行為であり、今議会中に辞職への引導を渡すことこそが都議会の役目だと思います。