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野党勝利の実感を(ブログ3730)

  • 2024年10月31日

 東京高裁で、同性婚を認めない民法などの規定は憲法違反だという判決を下しました。

 谷口圓恵裁判長は「同性間であっても人生の伴侶と定めた相手と配偶者としての法的身分を形成することは重要な法的利益として尊重されるべき」として、社会的受容は高まっており、国会へ立法措置を促すよう求めました。

 これで、全国の地裁で争われていた訴訟の内、札幌地裁では違憲、東京地裁では違憲状態、名古屋地裁では違憲、福岡地裁では違憲状態、大阪地裁だけが合憲と判断し、控訴された札幌高裁では違憲、そして今回の東京高裁の違憲判決と、多くの訴訟では違憲もしくは違憲状態という判断で、今まで政府がこの問題を放置しているのは人権を無視した不作為と言わざるを得ません。

 ただ、最高裁の判断が示されていないことから、今のところ、政府として憲法違反と言うことにはならないかも知れませんが、既に多くの自治体がパートナーシップ制度を取り入れ、国民の多くが同性婚を受け入れているという現実があります。

 政府は、地裁・高裁の判断を重く受け止めて、速やかに法の下の平等を現実のものとすべく、民法の改正を行うべきです。

 自公が過半数を割っていることも、法改正を行う素地になっています。野党の力を結集し、改正案を国会に提出すれば、可決する可能性は高いと思います。

 それが成就すれば、今回の選挙で野党が躍進したことを国民は実感できるでしょう。

 併せて選択制夫婦別姓も実現してしまいましょう。


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