金まみれの選挙
- 2017年11月26日
未だにこんな事をやっているのかと呆れてしまったのが、自民党の「神谷 昇」衆議院議員の現金バラマキ事件です。
選挙区の市議会議員に対し、選挙直前に会派控え室において10万円から20万円を直接渡し、受け取った現金を返還した議員には自宅を訪ねて再び渡そうとしましたが、これは、紛れもない公選法違反行為では無いかと思います。
神谷議員は、今回だけではなく、前回の選挙でも地元町内会に5万円を寄付していたことが明らかになっています。
当の本人は、「自民党支部からの寄付であり問題無い」とコメントしていましたが、事が大きくなった今、「反省している」と話しているとか。
しかし、一度ならず二度までも選挙直前に実弾を放っていた事実は、反省だけで拭い去ることは出来ません。
この方は、泉大津市議会議員4期、大阪府議会議員4期、泉大津市長3期を勤め2014年から大阪18区から立候補し、落選して比例復活を二回繰り返していますが、市議会議員時代からこんな選挙をしていたのかと疑ってしまいます。
さて、国会議員は国会開催中逮捕されないという特権を有していますので、特別国会開催中に官憲が手を出すことは出来ない仕組みになっていますが、国会終了後に任意同行、事情聴取等が行われるでしょうから、検察はその間、神谷議員が証拠隠滅しないよう事務所や自宅などの家宅捜査をする等、準備を整えるべきだと思います。
金まみれの選挙を今も実践している自民党国会議員。
悪しき体質はいつまで続くのでしょうか。