金田前法務相の次は
- 2017年11月19日
特別国会が開催され、早速、加計学園問題に関わる衆院文科委員会が開催されました。
発言時間の問題は少し横に置いておき、今回の文科委員会の質疑は、以前の予算委員会や法務委員会における金田勝年・前法務大臣を彷彿とさせる役者が登場しました。
その人の名は「内閣府・長坂康正大臣政務官」。
立憲民主党の逢坂衆議委員議員から「石破4条件」の質問を受けると、答弁書を棒読みし、政務官の後ろに控える官僚がたまらずに助言、助言を受けてもまともに答えることが出来ずにオロオロし、文科委員会委員長から「大丈夫?答えられるんですか」と幾度も促され、それに対し、手を合わせて「スイマセン」。
12回も審議が止まり、その都度速記停止にも及びました。
結局、質問時間の多くを答弁者が答弁調整に費やし、逢坂衆議の質問は時間切れとなってしまい、4条件についての質問は最初の1項目だけで終わってしまいました。
時間切れの間際に逢坂氏は「事務方に聞いても分からないと言うから政治家を呼んだのに、今日は何も答弁出来なかったじゃないか」と指摘しました。
この長坂大臣政務官も「魔の3回生」ということです。