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銃や軍艦、ミサイル(ブログ3232)

  • 2023年05月29日

 毎日新聞のオピニオンに、<「銃が作られ軍艦が進水し、ミサイルが打ち上げられる度に衣食も足りない貧しい人々から金を巻き上げていることになる。」反戦団体の批判では無い。第2時世界大戦の名将だったアイゼンハワー大統領の言葉だ。スターリンの死を受けた「平和の機会」と題した演説。重爆撃機1機で30以上の学校や二つの近代的な病院が建設できると例を挙げ、さらに、国防費で利益を得る「軍産複合体」に警戒を呼びかけ、「市民の油断の無い監視が無ければ御しがたい(制御できない)ものになる。」とも語った。>と言うことが掲載されていました。

 70年前の事ですが、戦争を遂行した当事者でもある米国大統領が、戦争によって国民をより貧しい状態に追い込むことになることを警鐘し、その裏には軍産複合体という魑魅魍魎が跋扈していることを注視しなければならないと、その経験則から訴えたものだと思います。

 今、岸田氏は、敵基地反撃の武装を強化することに固執し、国内の軍産企業の育成をしなければならないと、艦船など兵器を製造する三菱重工業などこれらの企業に国費を投入することを企んでいる事を目の前にしています。

 私たちは、改めてアイゼンハワー大統領が教示したものを現代の問題として受け止めなければならないと思います。


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