長谷川参議のカスハラ(ブログ3521)
- 2024年03月23日
自民党の長谷川岳参議院議員が、搭乗した航空機内でCA(キャビンアテンダント)に対して「カスハラ(カスタマーハラスメント:顧客が企業等に対して理不尽なクレームや言動を行うこと)」を行ったことが、同じ航空機に同乗していたと思われる歌手の「吉幾三氏」によって、ユーチューブに投稿されました。
この投稿では、「(飛行機内での)態度が非常に横柄な国会議員がいる」と発言した昨年5月の映像を見た匿名の現役CAからの手紙も紹介。この手紙に長谷川岳参議院議員の名前が記されていたことから、吉氏も再度の投稿を行ったのでしょう。
長谷川参議は、委員会終了後のぶら下がり取材に対し、カスハラは事実無根で、「離陸などが遅延した場合は正確な情報をアナウンスすべき」と何度か突っ込んで話したのは認めましたが、大声を出したことも無く一般的だったと話しています。
通常、国会議員には航空機の前の席が用意されます。これは着陸後一番先に航空機から降りる事が出来るからで、つまりCAの目の前座っていることから、容易にCAに話しかける事が出来ます。
長谷川参議とたまたま同じ機に乗り合わせていた吉氏も前方に席があったのでしょう、
従ってCAと長谷川参議のやり取りを全て聞いていたものと思われます。
また、このやり取りは吉氏だけでは無く周囲の乗客も見聞きしていたはずで、同じく不愉快に感じていたでしょう。
参議院議員から叱責されたCAは、当然萎縮してしまい反論は難しいものと思います。
さらに、その弱みにつけ込んで高圧的に非難したとすれば、「カスハラ」であることは明らかです
長谷川参議は、自民党道連の会長選にはいつも名前が出ますが、現在は、何の役職にも就いていません。加えて自民党道議の評判も芳しくなく、地方自治体の首長に対しても常に上から目線で、その態度には辟易している方々も少なくありません。
この度の道議会本会議代表質問が史上初めて1日延会したことの原因にも、長谷川参議が絡んでいるとの噂も内部から出ています。
自民党本部及び道連は、本人から直接事実関係を聴取すべきですし、その内容について、党としてのコメントも含めて国民・道民に明らかにすべきです。
折しも、道議会では自民党会派が「カスハラ防止条例」を検討していますが、先ずは、自民党国会議員にカスハラについての研修を行う事から始めるべきでは無いでしょうか。