開催は無理では
- 2020年07月22日
来年の東京オリ・パラの開催について、先にスポンサーの追加協賛金の事を掲載しましたが、一方、警備関連でも開催か中止かで大きく影響されます。
今日、市内大手の警備会社の関係者に話を聞きましたが、来年のオリ・パラの警備に関わり、「札幌でも今年サッカーの予選やマラソン、競歩などが開催される予定だったことから、警備の人材確保に注力し地元の警備会社へ依頼して人材を確保してきたが、来年に延期になったことで簡単に契約を解除し、新たに来年集めるということはなかなか出来ない。従って、それまでのつなぎの仕事の確保にも、責任の一端を果たさなければならないが、一方で、オリ・パラが中止になれば、その努力も水泡に帰すことになる。」と話していました。
札幌開催でも地方の警備会社は苦悩を抱えていますが、東京では開会式の各国首脳の出席や、様々な会場での警備、ロード競技への沿道警備など、全国から警備に関わる人材を集めなければならないことに変わりは無く、来年への延期となったことで同じような事が起きているのでは無いかと思います。
コロナは今後どうなるのかは誰にも判りませんが、来年の夏までにワクチンが世界に行き渡り、治療も確立されるとは誰もが考えにくいでしょう。
政府は国民に対し、不確実なことに期待を持たせるよりも、現実に即した判断をすべきだと思います。