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闊達な議論を(ブログ3689)

  • 2024年09月17日

 道議会は今日で各会派の代表質問が終了し、19日から一般質問に入ります。

 昨日は、自民党の若い議員の方と食事をしましたが、地方議会を経験してきた彼は、道議会における事前の質問内容と答弁内容の付け合わせに閉口していました。

 「なぜ、そこまでしなければいけないのか、知事が道政に関して全てを知っているとは到底思えないから、担当者から質問の内容と、関わる経過についてレクチャーを受けたとしても、答弁は担当者の台本通りでは無く、知事としての言葉が入っても良いのでは無いか。これまでの答弁では知事の道政に対する思いが伝わらない。一般質問をしていても、あまり意味を感じない。」というものでした。

 私は、「そのために当選してからずーっと『1問1答制』の導入を訴えて、やっと議会基本条例に、『必要に応じて1問1答制を実施する』という文言を盛り込むことが出来たにも関わらず、具体的な実施方法で話がまとまらず、まだ1回も行われたことはない。与党会派がやらないための屁理屈をこねているだけにしか思えない。」と話しましたが、若い彼は、興味深く聞いてくれました。

 今回の代表質問でも、相変わらずの紋切り型の答弁しかしない知事。

 19日から一般質問も始まりますが、それでも「言質」を取られたくないという知事と道庁官僚の思惑通りに進められて行くでしょう。

 こんな議会は、単なるやっている感でしかなく、終われば虚しさだけしか残りません。

 与党にも同じ思いをしている方が多いと思いますが、議会改革を進めようとする雰囲気にはなっていません。共に闊達な議論を交わしたい。それが議会では無いかといつも感じています。


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