防衛費増額の財源は増税か
- 2022年09月21日
安倍氏の遺言でも有るかのように防衛費のNATO並GDP2%への増額へまっしぐらの岸田氏ですが、その財源に「つなぎ国債」を発行する方向で検討をしていることが明らかになりました。
つなぎ国債とは、「将来、見込まれる特定の歳入を償還財源として発行される国債」で、赤字国債の一種です。
将来見込まれる歳入とは、わかりやすく言うと「新たな税の導入」か「既存の税の増税」と言うことであり、国民に負担を背負わせる魂胆です。
「5兆円の防衛費増額をつなぎ国債で。」ということは5兆円の増税を行うということであり、まんべんなく国民から搾り取るとしたら消費税の増税、しかし、国民から理解を得るのは難しいと判断すれば、法人税やたばこ税?しかし、つなぎ国債は償還期間が通常より短く設定されますから、膨らんだ防衛費を維持するためには、一時的な増税では無く本格的な増税にシフトしなければなりません。
日刊ゲンダイでは、「いずれ所得税や消費税もターゲットにされるのは間違いない。」と書いています。
亡霊に取り憑かれたかのように安倍氏の言葉を忠実に守ろうとする岸田氏に、国民の声は聞こえません。