除雪と排雪の要請
- 2019年12月08日
今年も雪の季節になりました。
ここ数年、函館においても降雪量が多く、除雪に汗をかく機会も増えてきました。
予想を超える降雪は、雪を捨てる場所にも困ってしまい、幹線道路では、自宅や店の前の雪を道路に出してしまう光景を見ることもあります。
6日と7日、函館市内で交通・運輸の仕事をされている組合員の方々と一緒に、国道を管理する開発建設部、国交省陸運支局、道道を管理する渡島総合振興局、市道を管理する函館市、交通管制を担う道警函館方面本部、ハイヤー協会に対し、機動的な除雪・排雪、違法駐車の取り締まりなどを要請しました。
ご存じの通り、雪が降り積もって除雪が入っても、排雪が伴わないことから幹線道路では1車線分が少なくなり、二車線の場合は、残った1車線にバスが停車すると後続車は進めなくなり、また、緊急車両もスムーズな運行に支障を来します。
毎年のことですから、関係団体も事情は十分に理解してくれてはいますが、機材不足、オペレーター不足などの他、公共団体では自前の機材や人員を削減しています。
代わりに民間委託をしていますが、民間の業者は道路の除雪だけでは無く、スーパーやコンビニ、パチンコ店などの駐車場の除雪を優先することもあり、基本的には人員機材の絶対数不足の問題でもあります。
要請はしたものの、なかなか良い返事が返ってこず、お互いに良い解決策が無いかと頭を抱える場面もしばしばでした。