露呈した同床異夢
- 2014年07月14日
集団的自衛権行使容認の国会議論が今日と明日衆参の予算委員会で始まりました。
今日は、まず、自民党の高村副総理が質問に立ちアベシンと二人で自画自賛。
次に公明党の北側副代表が質問し、北側副代表が内閣法制局に作らせたと言われる集団的自衛権行使新三要件について横畠内閣法制局長官と出来レースを展開、滅多なことでは無い限り行使は出来ないと自慢しているような絵が続きました。
次に、民主党海江田代表と関連質問を岡田副代表が行い、アベシンはホルムズ海峡封鎖で原油が入って来なければ経済に影響が有り、ひいては会社が倒産、解雇となれば国民の生存に大きな影響が有るなどの経済的な理由でも、また、同盟国の米国が要請してきた場合、同盟を優先することで断れない場合も有るなど、三要件も恣意的に運用できることが明らかになり、限定的な運用としたい公明党と、なるべく自由度を高めたい自民党の閣議決定内容の同床異夢が露呈、明日の参議院の予算委員会までにどのように修正してくるのかも注目したいと思います。