青天の霹靂
- 2017年09月27日
今日の午後から、政治は風雲急を告げる状況になりました。
なぜ、民進党が希望の党と合流しなければならないのか、全く理解が出来ません。
まさしく「晴天の霹靂」。
北海道は、本州の都市部とは全く違う政治構造です。
東京を中心とした関東、中部、関西など都市部の選挙は、政策より風頼みの選挙という特徴が有ります。
直近では、小池旋風と言われた東京都知事選での「都民ファーストの会」の大勝利です。
この時に当選した都議の皆さんは、ほとんどが新人で、自らの公約や政策は持たず全て「都民ファースト」推薦と叫ぶだけで当選しました。
当選した後も、個別取材は受けず、全て小池氏の支持なしでは動くことも出来ません。
その小池知事も「築地を守る、豊洲を活かす」などと訳の判らないことを言って、都民を煙に巻いています。
党の綱領もいろんな党の寄せ集めみたいな綱領で、逆にウイングは広げるだけ広げるというスタンスに見えます。
風頼みの党は、基盤がありません。それも全国に組織を持っている民進党との合流は、願ったり叶ったりではないでしょうか。
前原代表が何を考え、組織のリーダーとして民進党の国会議員の今後にどのような責任を持つのか、そして、これまで民進党を支援してくれた国民にどのように説明するのか、慎重に見極めなければなりません。