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食品の値上げが無い年に(ブログ3098)

  • 2023年01月05日

 5時半起き、6時から水産物卸売市場と青果物卸売市場にて挨拶廻りを行いました。

 水産市場・青果物市場も今年は昨年同様に「初競り」は中止となり、少し寂しい市場の雰囲気でした。とりわけ、水産市場は2日からの荒天と豪雪の影響もあって漁師の皆さんが漁を控えたことから、真鱈とホッケが並んでいるだけ。これまでも初競りには必ず参加していましたが、こんな風景は初めてのことで、仲卸の皆さんも手持ち無沙汰で張り合いの無い表情をしていました。

 一方、青果物市場は例年のように、柑橘類を中心に冬野菜の露地物やハウスものなど賑やかに並んでいました。

 北海道は食の宝庫、水産物から農産物そして酪農製品が多くの人の胃袋を満足させてくれています。

 昨年は、物価の高騰により加工品を中心に1.5倍ほど値上げをしてしまいましたが、残念ながら、生鮮食料品も飼肥料や燃料費が高騰して、スーパーや市場に行っても値札を見ると即断できず少し悩んでしまいます。

 両市場を拝見し、今年は美味しい北海道の食品が手頃なお値段で安定的に供給されることを心から願ってしまいました。


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