飲食店は悪くない
- 2021年01月07日
菅氏が「緊急事態宣言」を発出しました。
これまでも後手後手と言われながら、今回の発出も全くの後手となってしまいました。
昨年12月11日にGOTOトラベルの休止を判断しましたが、休止期間は12月28日から1月11日まで、休止の判断後すぐに実行しなかった結果が表れ、12月31日には東京で1300人台の感染者数となり、始めて1000人台を超えました。
そこから連日感染者が増え続け、昨日が1500人台、そして今日は2000人台となってしまいました。
これは、GOTOトラベル事業の休止を28日まで無為に伸ばした結果と言われても言い訳のしようがありません。
また、自らGOTOイートを継続しながら、緊急事態宣言ではイートの対象となる飲食店をターゲットにし、時短やアルコール提供時間の制限を求め、さらに要請に応じない業者には罰則まで科すようにコロナ特措法を改正しようとしており、トラベルも12日以降についてしばらく休止続けるという。
これらは、結果的に自らが推進してきた施策が感染者の拡大を招いたことを認めたことになります。
マッチポンプもいいところで、その犠牲は常に国民です。
会食も「4人以下で2時間以内ならいいじゃないか。政治家にとって会食は必要だ。」などと、のたまうどこかの幹事長は「はんかくさい」としか言いようがありません。
飲食店は、「時短より人数制限と時間制限で十分ではないか」と話しています。
「飲食は2人までとすれば、団体客を断る理由が出来る。2時間までとすればベロベロになって、もう飲まないのにダラダラ長居して大騒ぎする客にもお引き取り願いやすく、店の回転も良くなる」と話しています」。
まさしく一理ある提言ではないでしょうか。
改めて、飲食店が悪いのではありません。客がきっちり認識して静かに飲食を楽しむ事を心がければ、時短やアルコール提供時間の制限などをしなくても済むものと思います。