飾りの北方担当相
- 2018年08月04日
またもや、北方担当相が認識不足の発言をしました。
根室管内中標津町で開かれた内閣府主催の北方領土に関するシンポジウムに参加した「福井 照:沖縄・北方担当大臣」が「千島列島で始まり、千島列島で終わった太平洋戦争」と発言し、その後記者団から指摘されて誤りを訂正しましたが、本当にこの方が北方担当大臣で大丈夫なのか、疑いたくなってきました。
この福井大臣は、今年2月の就任記者会見においても「色丹島」を「しゃこたんとう」と発言、北方領土関係者や地域の方々、北海道民から失望の声が聞かれました。
この度の発言も、千島列島の帰属に関する歴史や終戦後におけるソ連(当時)の侵攻、その後の北方4島に対する我が国の立場について、全く理解していないと言わざるを得ません。
安倍政権においては、北方大臣は誰でも良いのかも知れません。
なぜなら、ロシアとの経済協力に関しては総理と経産相、返還問題などについては総理と外務相が、ビザ無し訪問は内閣府であるにしても、内閣府特命大臣である福井大臣は全く名前も出てきません。
お飾りの大臣、それも認識不足の大臣、ほとんど居るだけの大臣、何とかして欲しいものだと思います。