高校生平和大使
- 2018年06月25日
「高校生平和大使」が今年のノーベル平和賞候補に正式ノミネートされたようです。
この「高校生平和大使」の国連での演説が、昨年、一部の国の横やりで中止に追い込まれ、今年も昨年同様に演説が出来ないのではないかとの観測が流れています。
高校生平和大使派遣委員会では、この間、核廃絶と平和の実現に向けた署名活動を30年間取り組み、署名数は167万筆にも及び、国連公認の署名として永久保存されることになっています。
先日行われたノーベル平和賞のノミネート報告集会では、さらに10年、もう10年と活動を継続していけば、必ず実現すると決意が述べられました。
今年の平和賞ノミネート候補は330件で、発表は10月5日になるとのことですが、多分この中には「トランプ大統領」も含まれていると思いますが、報告集会でも述べられたように、この取り組みは受賞が目的ではありません。
高校生という若い世代が、核や戦争に対し、拒絶するという意識の醸成を、日本だけでは無く世界に広げて行くことこそが取り組みの目的で有り、それによって核と戦争の廃絶が為されることこそ活動の到達点ではないでしょうか。